恋スル目線



図書室に着くなり俺の口からはため息がでた。


だって…この学校の図書室はあり得ねぇくらい広い。


図書室と言うよりむしろ図書館と言った方がいいくらいだ。


…そんな室内を見て俺達は戦意喪失した。





こんなに広いと整理も大変だよな…。はぁ〜。


「まぁ,とりあえずこの本の山を片付けよーぜ。早くしないと日が暮れる。」


俺はみんなにそう言った。


本当に急がないと日が暮れてしまいそうだ。
それくらい,整理する本の数は俺達の想像を遥かにこえていた。


「あっ!じゃーさ2チームに別れて作業しようぜ。」


佐伯がさも良いことを思い付いたかのような笑顔で発言する。


「嫌だよ。」


俺はその提案をあっさり却下した。


どーせ佐野と二人きりになりたいんだろ?

そうはさせるかよ。





「まぁまぁ,いいじゃん。
ジャンケンで決めよーぜ。」

結局,佐伯に言われるがままジャンケンがスタートした。


「ジャンケンポンッ!」




< 129 / 187 >

この作品をシェア

pagetop