恋スル目線


…しばらくして,話が終わったのか,佐野が1人で図書室を出ていった。


それを笑顔で見送る佐伯。



『もしかして…佐野,告白OKしたのかっ!!?』


俺は不安で仕方なかった。





その後…

とりあえず,佐伯と俺は一言もしゃべらずに黙々と本棚の整理をした。


お互いとても話せる雰囲気じゃなかった…。



整理が終わって図書室から解散して部活をせずに家に帰った。




さっきの告白が気になって,結局その晩は一睡もできなかった……。



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