恋スル目線

→ハル目線*





ふと窓の外を見ると薄いピンク色の桜の花びらが雪みたいにゆっくりと舞っていた





ぼーっと外を眺めていたら,いきなり誰かに肩を叩かれた。



「よっ!!ハルとまた一緒なクラスだな〜。よろしくなっ。」


話しかけてきたのは,1年のときから仲のいい園田 英司(ソノダ エイジ)だった。


英司とは,部活も一緒でよくつるんでいる。


「また,英司と一緒かよっ!!まあよろしくなっ。」


そう言って英司の肩を軽く叩いた。


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