学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)
「そんな……。
あの迷路、普通にやって3分でゴールするなんて、絶対に無理だよ……。
上から見たから簡単に感じたけど。地上だったら全然わかんないよ!」
最後にはちょっと泣き声になってたかも。
ここまできたのに!
あとちょっとで鍵が見つかるかもしれないのに……。
言葉を失って、しばらく黙り込んでいると
「しょうがないな……」と深町京悟がポツンと呟いた。
そして立ち上がると、まるで子どもをあやすみたいに、ポンポンとあたしの頭を軽くなでる。
「桃ちゃん、このゲームを終わらせたい?」
なんでそんなことを聞くの?
不思議に思って、彼をじっと見つめた。