*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜



土曜日は朝からバイト。やっぱり土曜日のランチタイムはめちゃくちゃ忙しい。三時までフル回転でそろそろあがれる時間帯……。


なのに、私の変わりの人はやって来ない。すると、店長の中井さんが、声をかけてくる。


「リョウくん、寝坊して30分遅れるって。申し訳ないけど、リョウくんが来るまで、残ってもらえないかな?」

「いいですよ」


お腹すいてるし、疲れてヘトヘトだけど。いつも自転車で駅まで送ってもらってるし。


客足が落ち着いたと思いきや、また一組のお客さんが店に入ってくる。


ドキン……。


長身に柔らかそうな髪、清潔感のあるスーツを着たイケメン。この人、和人に似てる……。


……ていうか、本物っ!?


ま、まさか和人が私のバイト先に来るなんて思ってなかったから、思わず店の奥に隠れてしまった。


深呼吸してから、コソコソと和人を覗き見。


スーツを着た若い女の人と一緒に座っている。仕事でも私以外の女と二人きりはやだな。


それにしても若い。あれか? 私と和人の電話を散々邪魔していた新人!?



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