*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜
「サクラ。スノーが苦しがってるから離してあげな」
黙ったまま、和人のマンションまでやってきて、そのままスノーを抱っこして顔を隠した。
「嫌がってないもん!」
「抱きつきたいなら、俺に抱きつけばいいじゃん」
そう言って和人に手を掴まれて、グイッと引き寄せられる。
「スノーがいいの!」
だけどスノーは私から解放されたら、トコトコとリビングに逃げて行った。
「……藍も言ってたけど、完全に終わってるから。もう関係ないよ」
「別に気にしてないもん」
私の今の態度じゃ、強がってるのバレバレだよね。
いつもなら和人にたくさん抱きつくくせに、スノーに逃げてる私。
だって、色々とショックな出来事が一気に押し寄せて、私の頭じゃ整理できない。パンク寸前。