恋文‐コイブン‐勇飛said
日向―ヒナタ―
「日向ツァ――!!」



陽生が駆け寄った。



暁も奈美もあたしただ立ってるだけ






あたしは動けなかった、目の前でおこった2度目の光景に‥





足が震えた。






「おぃ!!日向!!」



「‥ゴホッ‥ばちが‥あた‥ったのかもね‥ケホケホケホ‥」





「喋んな!!黙ってろ!!」





陽生の今まで見たことのない顔。





「暁ッ―電話しろ!!!」




「―あ、ぁあ」





「ひ‥なた‥」




あたしの精一杯の声、声が震えてる‥情けないよ‥






いろいろあってけど、友達だったのに‥









怖いと思ってしまうのは何故だろう?







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