恋文‐ｺｲﾌﾞﾝ‐勇飛said

「日向！！聞いてくれる？」


これは奈美の声‥？


「何？」


「勇飛ね、暁の事好きなんだって‥ありえないよ‥日向の彼氏なのに‥」


「‥‥‥。奈美、それ本当？」


「‥うん」


「そ‥っか‥。」


「許せない、あたし。人の彼氏取るなんて！」


「‥‥‥‥。」


「‥ｯ‥グスン‥勇飛‥」


そこでボイスは停止。


最後の「‥勇飛」はなんだったの？


奈美泣いてた‥？


「奈美がゆってるんぢゃん！人の彼氏に手だすとか最低。はっきり言って全然にあってないから！」


そう言うと日向はスタスタと下駄箱にむかった。