恋文‐コイブン‐勇飛said
想い―オモイ―
あなたを見るたび‥あたしの鼓動は速くなる
あなたを想うたび‥
あたしの心は締め付けられるようで、全身で遠藤君を感じる。
頬が赤らむ。
「あ!!小川、コレ遠藤に渡しといてくれ」
石原があたしに遠藤君のノ‐トを差し出した。
いつものあたしなら‥「自分で持ってけよ」、「めんどくさい」、「最悪」、「何であたしが?」
そんな事をぶちぶちと言ってた。
けど遠藤君のだから‥素直にしゃべれると思って嬉しくて、ただ近くに行けるだけでも嬉しくて、心の中で先生に感謝した
単純すぎるかな?
あたしは先生からノートを受け取ると遠藤君のとこに向かった。
「え‥遠藤君‥」
〈遠藤〉そう呼ぶだけでも緊張した。
顔が赤くなるのもわかったし、じわっと汗もかいてきた。
「ん‐小川?なに?」
遠藤君の視線が‥あたしに向けられた、目が会う。
あたし‥今こんなに近くにいるんだ‥見てられない‥凄く緊張する‥
「石原先生が遠藤君に‥って‥」
「お!!サンキュー♪」
『サンキュー』、その言葉が凄い嬉しかった。
そういや男子ってあんまり『ありがとう』とは言わないよね、何でだろう?
あたしにはわからない事だけどね‥
「ってかよ‐小川下何て名前?」
あたし何かの名前知ってるわけないよね‥
あたしにとっては小川さえ覚えてくれてる事がもはや奇跡に近い。
「勇飛‥だよ」
「ゆうひか‥漢字は?」
「勇気の『勇』に飛ぶの『飛』で勇飛」
「勇飛か!これから呼んでいいか?」
え――――?
あなたを想うたび‥
あたしの心は締め付けられるようで、全身で遠藤君を感じる。
頬が赤らむ。
「あ!!小川、コレ遠藤に渡しといてくれ」
石原があたしに遠藤君のノ‐トを差し出した。
いつものあたしなら‥「自分で持ってけよ」、「めんどくさい」、「最悪」、「何であたしが?」
そんな事をぶちぶちと言ってた。
けど遠藤君のだから‥素直にしゃべれると思って嬉しくて、ただ近くに行けるだけでも嬉しくて、心の中で先生に感謝した
単純すぎるかな?
あたしは先生からノートを受け取ると遠藤君のとこに向かった。
「え‥遠藤君‥」
〈遠藤〉そう呼ぶだけでも緊張した。
顔が赤くなるのもわかったし、じわっと汗もかいてきた。
「ん‐小川?なに?」
遠藤君の視線が‥あたしに向けられた、目が会う。
あたし‥今こんなに近くにいるんだ‥見てられない‥凄く緊張する‥
「石原先生が遠藤君に‥って‥」
「お!!サンキュー♪」
『サンキュー』、その言葉が凄い嬉しかった。
そういや男子ってあんまり『ありがとう』とは言わないよね、何でだろう?
あたしにはわからない事だけどね‥
「ってかよ‐小川下何て名前?」
あたし何かの名前知ってるわけないよね‥
あたしにとっては小川さえ覚えてくれてる事がもはや奇跡に近い。
「勇飛‥だよ」
「ゆうひか‥漢字は?」
「勇気の『勇』に飛ぶの『飛』で勇飛」
「勇飛か!これから呼んでいいか?」
え――――?