この想いがキミに届きますように
その時、横断歩道を渡っている空を発見した。

空も傘をささずに歩いている。



「空っ…!」



私は遠くに居る空に届く様に空の名前を叫んだ。


空、気付いて!

一瞬立ち止まった空。

どうやら声が届いた様だ…。



今から走れば追いつける!



…しかし、次の瞬間…。



「ーっ!?」



空に猛スピードでぶつかってきた車。



一瞬、時間が止まった様に思えた。

本当に止まってくれていたのなら、どれだけ良かったんだろ…。


私の目の前で地面に激しく叩き付けられた空…。


真っ赤な血がアスファルトに広がっている。



「ーっい、い…いやあぁァー…!!!!!」
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