お兄ちゃん
引き出しからパジャマを出して手渡すと、真里は頬を染めて受け取った。
このおとなしそうな真里と兄が、 と思うとますます好奇心が沸いてくる。
茜は真里をベットに座らせて話を続けた。
「で、どうなの? 兄貴ってどんな感じ?デートの時とか」
「どんなって……」
「初デートはどこ行ったの?初キスは?」
「え、と……映画に行って、その帰りに……」
「最初のデートでキスしたの?じゃ、初セックスは?」
「茜ったら……」
恥じらう真里に畳み掛ける。
「いいじゃん、教えてよ。私たち姉妹になるんだよ」「……2回目のデートの時……」
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