それぞれの想い
潮の薫りを風が運んでくれる
私の頬を優しくなでていく

泣きはらした目に朝日がまぶしい

君からの電話のあと
部屋を飛び出した

夢中で走っていたら海へついたんだ

こんな事になるなら想いを伝えればよかった
はっきり「好き」と言うべきだった

君の嬉しそうな声が耳からはなれてくれない

海の水が塩辛い理由が解った
王子に想いを伝えられなくて たくさん泣いたからだね

涙の海へ身を投げた
人魚姫の気持ちが痛いくらいにわかったよ
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