寮生活は秘密がいっぱい☆
「ううん。あたしも誤解させちゃってごめんね…」


香希と目があって、笑いあった。

その後自然に手が触れ合い、ぎゅうって握りしめた。



手から香希の優しさが伝わってくる。


すごく優しい気持ちになるの。






公園のベンチに腰掛け、しばらくくだらない話をした。


しばらくして香希が
ふわっと
あたしの少し腫れてる頬に手を当て、真剣な眼差しであたしを見た。
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