寮生活は秘密がいっぱい☆
あたしと香希は幸せな気持ちで手をつなぎ、街を歩いていた。



「あ…」


急に止まった香希。



「…どうしたの…?」


「あれ、雄司じゃねぇか?」


「へ?どこ?」



あたしはキョロキョロして雄司を探した。



前方に小さく、雄司の姿を見つけた。

横には女の人…


「へー雄司って彼女いたんだ…」

「俺も知らねーよ…」


香希にも言ってないんだ…
最近できた彼女なのかな…?



あたしたちは雄司に少しずつ近づいて行った。



「ん?」
あたしはちょっと違和感を感じた。


女の人が、すごくキレイ…なんだけど、とても年上な気がする…。



もう少し、もう少し近づいて見てみた。
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