寮生活は秘密がいっぱい☆
夜。



あたしと香希は寮の食堂にいた。


10人分の机と椅子。
朝ご飯と夜ご飯はいつもワイワイしているこの場所も2人だけだと静かで広く感じる。




ガチャガチャ。


玄関を開ける音が聞こえた。




「ただいま。」

雄司が帰ってきた。



「香希、未有。こんなとこで何してんだ?」



「雄司…遅かったな。どこ行ってたんだ?」

香希が口を開いた。



「ん…あぁ…ちょっと友達と…」

「友達って年上の女の人か?」

雄司はすごくびっくりした様子だった。


「あたしたち…今日見ちゃったんだょね…」
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