secret love
「うん。CDは全部持ってるし
多分ファンクラブも入ってると思う。」
戦隊ものと言えば
子供だけではなくお母様をも
虜にする俳優の通り門みたいなやつ
風真くんっていう人には
一回も会ったことがないけど
この学校の人だ。
「椿、新しい恋できるかな?」
「さぁ....それは椿さん次第だけど
早くアイツのことは吹っ切れてほしいな」
「うん....そうだね。
あたしのところに来ないかな?」
椿のことは終わっても
あたし自身のことはまだ終わっていない
「そうなんだよね〜
それで考えたんだけど
俺、アイツのことを潰そうと思ってるんだ♪」
「えっ?」
「だって自分の彼女にキスされて
俺の気持ちは尋常じゃないんだよ?」
まさか、ここまで怒っていたなんて
知らなかった...
椿のことで頭が一杯だったけど
あたし、カイくんにキスされたんだ
「潰すって権力で?」
「まかさっ....実力でだよ?
分野が違うから.....潰す機会ないんだよね」