ケータイ恋愛小説家
「ん?」
いつまでもじっと見つめているあたしの視線に気付いた蓮君は不思議そうな顔して小首を傾げた。
「あ……えと」
やだっ。
どうしよ……。
何か誤魔化さなきゃ。
「まっ、前髪……伸びすぎじゃない?」
「だよなぁ……」
蓮君は自分の前髪をつまみながら言う。
「うっとうしいんだけど、切りに行くヒマねーんだよな」
「くくる? あたしゴムもってるよ?」
冗談で言ったつもりだった。
なのに……。
「ん。じゃ、結んでよ?」
当たり前のことのようにそういう蓮君に対して、逆にあたしの方が動揺してしまった。
え?
あたしがくくるの?
いつまでもじっと見つめているあたしの視線に気付いた蓮君は不思議そうな顔して小首を傾げた。
「あ……えと」
やだっ。
どうしよ……。
何か誤魔化さなきゃ。
「まっ、前髪……伸びすぎじゃない?」
「だよなぁ……」
蓮君は自分の前髪をつまみながら言う。
「うっとうしいんだけど、切りに行くヒマねーんだよな」
「くくる? あたしゴムもってるよ?」
冗談で言ったつもりだった。
なのに……。
「ん。じゃ、結んでよ?」
当たり前のことのようにそういう蓮君に対して、逆にあたしの方が動揺してしまった。
え?
あたしがくくるの?