ケータイ恋愛小説家
あたしはスカートのポケットからゴムを取り出した。
そして立て膝ついた状態でおずおずと蓮君の方へ体を近づけた。
「ほんとにくくるよ?」
「ああ」
いいのかなぁ……。
蓮君の髪にそっと手を触れる。
真っ黒で硬くて、ゆるめにパーマをかけているのか、ランダムにカットされた毛先は無造作に散らされている。
どんなシャンプー使ってんだろ。
いかにも男の人が使いそうな爽やかな香りがする。
その香りがまたあたしの心臓をくすぐる。
どうしよ……。
すごくドキドキしちゃうよぉ。
静まれ心臓……。
そう思って視線を自分の胸元に落として気づいた。
床にあぐらをかいて座っている蓮君の目の位置にちょうどあたしの胸がある。
もちろん、蓮君にとっちゃあ、あたしの胸なんかどうでも良くて、そんなとこ見てるわけないんだけど……。
あたしは、勝手に意識しちゃって、余計にドキドキが止まらなくなってしまった。
ああ……もう、心臓の音が蓮君に聞こえちゃいそうだよぉ。
そして立て膝ついた状態でおずおずと蓮君の方へ体を近づけた。
「ほんとにくくるよ?」
「ああ」
いいのかなぁ……。
蓮君の髪にそっと手を触れる。
真っ黒で硬くて、ゆるめにパーマをかけているのか、ランダムにカットされた毛先は無造作に散らされている。
どんなシャンプー使ってんだろ。
いかにも男の人が使いそうな爽やかな香りがする。
その香りがまたあたしの心臓をくすぐる。
どうしよ……。
すごくドキドキしちゃうよぉ。
静まれ心臓……。
そう思って視線を自分の胸元に落として気づいた。
床にあぐらをかいて座っている蓮君の目の位置にちょうどあたしの胸がある。
もちろん、蓮君にとっちゃあ、あたしの胸なんかどうでも良くて、そんなとこ見てるわけないんだけど……。
あたしは、勝手に意識しちゃって、余計にドキドキが止まらなくなってしまった。
ああ……もう、心臓の音が蓮君に聞こえちゃいそうだよぉ。