初恋
-次の日-


「おい、泉斗!ちょっと相談のれや!」


「相談にのってもらうくせに偉そうだな」

泉斗がハァとため息を吐く。

「まぁ、いいから聞けよ」

「何?」

泉斗はいかにもめんどくさそう。

でも、今はそんなことどーでもいいからスルーしておく。

「泉斗、お前…好きなやついる?」


俺が聞いた瞬間泉斗の顔が真っ赤になった。

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