正義〜Jasuthisu〜
 
恭介が外に出た時、既に久美子が乗ったであろうタクシーは遥か前方にライトが見えるばかりであった


さすがに疲れたのか恭介も近くにあるガードレールに腰掛け、自分を落ち着かせようと煙草に火をつけた


(何が起きたんや?)

(アカン! 落ち着かんかいな!)

自分を正気に戻そうと頭の中で呟く恭介


一瞬にして起きた出来事

恭介の唇にはまだ久美子の唇の感触が残っていた…
 
 
 
 
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