正義〜Jasuthisu〜
決して可愛いとか美人の類でも無く、普通の女の子
《加藤久美子》 21歳
無性に惹かれ、ただ呆然とする恭介
「どうした?」
一緒に書類チェックをしていた小嶋に声をかけられ我を取り戻した恭介は何事もなかったように
「別になんもあらへん」
と、笑いながら言い放つと自然に加藤久美子の書類を不採用の箱へ投げ入れた
恭介の本能がそうしたのか?
その後は社長の小嶋と仕事の打ち合わせをしながら淡々と書類のチェックをしていた
その後何事も無く、仕事も順調で会社の規模を大きくする事となり、さすがに恭介一人で経理を含めた様々な仕事をこなすのは限界だろうということで会社で税理士を雇う事に決まり小嶋の親交のある加藤先生に頼む事になった
当然そうなると社長の小嶋の出番になる筈なのだが、打ち合わせ当日に体調を崩し、恭介が代理として加藤先生との打ち合わせに向かう事となった