あなたは見られている −聖なる夜に−
サンタクロースは器用な手つきで窓を開けた。


冬美は目を見開き、絶句している。


サンタクロースは冬美の部屋にあがり、冬美に歩みよってくる。


「・・やだ」


冬美はか細い声でそう呟いた。


いやだ・・・。


いやだ・・・!


いやだ!!いやだ!!!


「やだ!!やだぁぁ!!来るな!!死にたくない!!!!」


冬美はそう叫んで、後ずさりする。
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