秘密の片思い
「そんなに驚かなくてもいいだろ?」


愛の黒髪からはコンディショナーの良い香りが漂ってくる。


「だ、だって・・・」


(いきなり後ろから抱きつかれるなんて・・・慣れているはずないじゃん・・・)


「う~ん 良い匂い・・・」


背後から愛の首筋に唇を這わせる。




「もう一度ベッドに行かないか?」


「い、郁斗っ!もう嫌だよ」


びっくりして拒絶の言葉がきつくなる。




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