秘密の片思い
郁斗はホッとしていた。


やっと愛の気持ちが自分に向いてくれた。


身体から入ってしまった関係だが愛とならうまくやって行けると思った。


恋人がいてなぜ自分と寝たのはわからないが愛を離したくない。



* * * * *



3階の屋外プールを見渡せるレストランへ愛は連れてこられた。


2人は眺めが良いテーブルに座ると愛が辺りを眺める。


「すごくいい天気」


愛がにっこり郁斗に笑う。


「あぁ、やっぱり日本はいいな」


郁斗も愛に笑いかける。


「向こうは大変だった?」


18歳でなれない外国へ行って生活をしたのだから大変だっただろう。




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