秘密の片思い

日菜のマンション

駅に向かっているとバッグの中の携帯が振動した。


バッグから取り出すと日菜の名前。


「もしもし?」


歩きながら電話にでる。


『愛ちゃん、今暇?千波くん、仕事になっちゃって・・・会えれば良いなって思ってかけたの』


「え・・う、うん 大丈夫」


『今、愛ちゃん 外にいるの?』


「そうだよ 日菜のマンションへ行こうか?」


ここからならタクシーで15分もあれば行ける。
  


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