秘密の片思い
「だって、郁斗が愛ちゃんの携帯の番号聞いたり、マンションを聞いたりするんだもん 絶対何かあるなって」


にっこり微笑む日菜に少し悪魔を感じてしまった。


「・・・帰国の日に郁斗にインタビューする仕事があったの」


愛は仕方なく言った。


「すっごい偶然だね!? 帰国した日に仕事で会うなんて♪」


「そ、そうだね あたしも編集長に言われてびっくりした」


「郁斗、かっこよくなってたよね~ 髪が伸びると千波くんに似ているって思っちゃった」


日菜がうんうん頷きながら言う。


「ま、まあ 朝倉兄弟はイケメンだから・・・」


愛はこれ以上、話をしないようにとケーキをほおばった。

 
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