秘密の片思い
「愛さん、今日会った人知り合いなんですか?すごい場所で会っちゃいましたね?」


最後のラブホテルの取材を終えて2人はレストランにいた。


「ん・・・・」


しばらく経って驚きは安堵に変わった。


祐一郎に大事な人が出来て良かったと思い始めていた。


「でもあの2人どこかで見たことが・・・・あるような・・・」


由奈が首をかしげて考えている。


同じ会社なのですれ違った事はあるだろう。


「由奈ちゃん、何にする?おなかすいたでしょう?好きなもの頼んでね あたしがおごるから」


「ほんとですか~?ありがとうございます♪」


メニューを見始めた由奈はさっきの事を忘れてくれた。



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