秘密の片思い
「うぅっ・・・・」


愛はしばらく横たわったまま身体を丸めて泣いていた。







しばらく経つと胃がむかむかとしてきて中のものがせりあがって来た。


急いで立ち上がりトイレに駆け込む。


すっかり胃の中を吐き出すと身体の震えが止まらなくなった。


唇もしびれたように震えている。


(どうしよう・・・あたしが祐を追い詰めた・・・)


本当に仁美さんの事愛していないの?


愛がないのに身体を重ねたのだろうか・・・。


(関係ない仁美さんまで巻き込んでしまった 最低だ・・・あたしは・・・・)




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