秘密の片思い
愛が首を横に振る。


「ダメだよ 練習サボったらチームメイトが良く思わないよ それでなくても郁斗は嫉妬される対象なんだから」


「俺が嫉妬される?」


訳が分からないと不思議そうな顔になる。


「才能と容姿・・・それに朝倉財閥の御曹司だから」


「御曹司って、そんな風に見える?兄貴はもろ御曹司ってタイプだけどな 才能と容姿は・・・愛がそう思ってくれていてうれしいよ」


郁斗は顔を近づけ愛の額にキスする。


「郁斗はカッコいいよ あたしは面食いなんだから」


堂々と言ってにっこり郁斗に笑った。


< 280 / 646 >

この作品をシェア

pagetop