秘密の片思い
「なんだ?」


「どうして妊娠したんだろうって、郁斗、避妊してくれていたでしょ?」


顔を赤らめて聞く愛に郁斗はフッと笑った。


(25歳過ぎているのに何にも知らないんだな 可愛いな)


同じ年なのに自分の方がずっと年上のように感じる。


高校の時はしっかりしたお姉さんという印象だった。


「あれをつけていても時々、漏れる事もあるし穴が開いてしまうこともあるんだ」


郁斗の説明に愛はなるほどと頷いた。


「愛、俺たちの子供大事に育てような」


「あたし母親の勉強する」


(新米ママで何も分からないけど赤ちゃん、よろしくね)



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