秘密の片思い
「郁兄、愛さん おめでとう」
2人を呼んだのは日菜の妹、萌だった。
大学生の萌は振袖を着ている。
みんながドレスの中、一人艶(あで)やかな振袖なので目立っていた。
萌の美しさに郁斗の友人たちは後で紹介をして欲しいと言って帰って行ったくらいだった。
「萌、来てくれてサンキュウな」
「もちろん、郁兄と愛さんの結婚式なんだから♪愛さんはもともと綺麗だけど郁兄は見違えちゃったよ そんな格好をしていると千波兄に似ているね」
誉められているのか分からない言葉を言われて郁斗は肩をすくめた。
「今度は萌の番だな?」
「え~っ 冗談はよしてよ まだ大学生だし結婚なんて30歳位でいいの あたしはバリバリのキャリアウーマンになるんだから あたし、愛さんに憧れてたのにな~、郁兄に捕まっちゃうなんて」
「お前、そんなこと言っていると行き遅れるからな?みんながちやほやしてくれる時に結婚するのが一番だって」
「もう!口数減らないんだからっ!」
萌が頬を膨らませると愛と郁斗が笑った。
2人を呼んだのは日菜の妹、萌だった。
大学生の萌は振袖を着ている。
みんながドレスの中、一人艶(あで)やかな振袖なので目立っていた。
萌の美しさに郁斗の友人たちは後で紹介をして欲しいと言って帰って行ったくらいだった。
「萌、来てくれてサンキュウな」
「もちろん、郁兄と愛さんの結婚式なんだから♪愛さんはもともと綺麗だけど郁兄は見違えちゃったよ そんな格好をしていると千波兄に似ているね」
誉められているのか分からない言葉を言われて郁斗は肩をすくめた。
「今度は萌の番だな?」
「え~っ 冗談はよしてよ まだ大学生だし結婚なんて30歳位でいいの あたしはバリバリのキャリアウーマンになるんだから あたし、愛さんに憧れてたのにな~、郁兄に捕まっちゃうなんて」
「お前、そんなこと言っていると行き遅れるからな?みんながちやほやしてくれる時に結婚するのが一番だって」
「もう!口数減らないんだからっ!」
萌が頬を膨らませると愛と郁斗が笑った。