秘密の片思い
するとお腹を蹴るようにトンと振動が手に伝わってきた。


「本当だ すごいな・・・・」


郁斗は感動してそれしか言葉が出ない。


この中に赤ちゃんがいること自体不思議だった。



「赤ちゃんが男の子だったら郁斗みたいにサッカー選手になるかもしれないね?」


愛がにっこり笑って言う。


「そうだな 男の子だったらサッカーを教えてやりたいな」


夢が膨らむ。


しばらく2人は将来の夢を語った。



だが、幸せいっぱいの2人に暗雲が立ち込めようとしていることに2人は気づかなかった・・・・。



< 379 / 646 >

この作品をシェア

pagetop