秘密の片思い

信じられない現実

数日が経ち、愛の身体は回復に向かっていた。


腹部が痛いのは事故のせいだと愛には説明してある。


経過がよければ2週間ほどで退院できるらしい。




郁斗が自分の旦那様だと知って愛は困惑していた。


目を覚ますといつも郁斗がいる。


安心する反面、6年間の記憶が失われて戸惑ってしまう。


教えてもらったのは数ヶ月前に郁斗がブラジルから帰国して自分と結婚したこと。





「ん・・・・」


愛は眠りから目を覚ました。


頭をめぐらせて郁斗の姿を探す。


病室には愛しかいなく今は一人だった。


「どこへ行ったのかな・・・?」


いないと不安になる。



< 437 / 646 >

この作品をシェア

pagetop