秘密の片思い
ドアを開けると煌々と電気が明るい。


「愛?」


まだ起きているものと思っていたが、ベッドを見ると掛け布団もかけずに愛は丸まって眠っていた。


「ったく、風邪引くぞ?」


郁斗は愛の身体を動かして掛け布団をかけた。


離れようとした時に愛の目じりに光るものを見た。


「愛?」


郁斗はその光るものに指を触れる。


涙?


「眠りながら泣くなよ・・・」


郁斗はベッドに腰をかけるとしばらく愛を見つめていた。



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