秘密の片思い
その頃、郁斗は嫌な予感にかられていた。


愛の行きそうな所へ車を走らせているが砂漠の中のオアシスを見つけるくらい難しい。


愛が泣いている気がする。


愛・・・どこにいるんだ!




~~~♪


携帯が鳴った。


郁斗は車を端に停めて携帯を見る。


日菜だ。


『郁斗、愛ちゃんは見つかった?』


「いやまだ・・・・」


『どこへ行ったんだろう・・・ねえ?何があったの?』


「昨日、酒を飲んで帰ったんだ 記憶がないくらい飲んで・・起きたら愛がいなかった」





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