秘密の片思い
「一緒に行けないって事か・・・・」


やっと元通りになったと思いきや、愛は移籍の事でまた考え始めているようだった。


「愛、今年いっぱい、時間を貰っているんだ 今だからすぐに答えを出さないで欲しい」


「・・は・・い」


「さあ、食べよう」


郁斗は愛に食べるように言って、自分はコーヒーを口にした。



愛も静かに食べ始めた。




< 602 / 646 >

この作品をシェア

pagetop