秘密の片思い
こじんまりとしたレストランの席に着いた。


メニューを見ながら祐一郎は「何にする?」と聞く。


「ん・・・」


どうしようかと悩む。


これから何を言われるのか怖くて緊張している。


そのために食欲は無かった。


「・・・山の幸のパスタにする」


それなら醤油ベースで食べられそうだ。


「ああ、おいしそうだな」


祐一郎は笑みを浮かべた。




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