sweet love
「ぇっ……」

無意識に、かすれた声が出た。

でも慎也はじっと画面を見つめていた。



寂しそうな目で……


その場に居れなかった。

いや、居たくなかった。

「ごめん、あたしこの後用事あるから帰るねっっ!」

本当は用事なんてない。

だけど、ここから逃げるには、これしか無いよ

「………………」

「慎也……?」

「………………」

「もう帰るからね!?」

ゆっくり立ち上がると慎也に背中を向けて玄関へと歩き出そうとした時
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