罪と罰と恋と…


あの騒動の後、一ヶ月がたったある日の夕方、ほとんどの先生にはやめてもらうことにし…これからどうすべきか悩んでいると職員室にすみれが一人で来た。





「塾長…」



「んすみれ…どう…身体は…もう大丈夫か」





すみれは下を向いたまま自分のせいで塾がこんなにも淋しくなったと自分を責めるように



「ホントにゴメンね。塾長…は別に何も悪くないのに…。」



と涙ながらに謝った。




「別に気にすんなって仕方ないさ。これも…。俺がちゃんとしてさえいればすみれにも辛い想いさせなくて済んだのに。俺の方こそすまん」



「アタシ…あの日ね…。」



と言ってその時の話をし始めた。





< 109 / 130 >

この作品をシェア

pagetop