サクラ Truth



「いないんだ~」


そんなの、今日がはじめて。


もしかして、キスが原因で帰らないとか?


うんうん。


そんな筈はないよ。


だって、あっちからしてきたんだもの。


そう、納得させようとしていても。


心にぽっかりと穴ができた感じだ。


もし、抵抗しなかったら・・・


キスそのままだったのかな?


初めてのキス。


するなら、桜の木の下でしたかった。


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