涙の落ちる場所。。(仮)
びっくりして、後ろを振り返ると、眩しいほどのキラキラしたイケメン男子が立っていた。



「…え?…あ、いやそのぉ…」

あんまりカッコ良すぎて言葉がしどろもどろになる。

「見学の子だよね~もしかして迷っちゃった?」

「あ…はい。実はそうなんです…あのぉ…トイレって何処だかわかりますかぁ?」

「あぁ!トイレね、ここ広いからね~、そこ真直ぐ行って突き当たりを左だよ」

「ありがとうございます!助かりました!」



はぁ~…本当助かったぁ~!
あの人モデルの人だよね、多分。当たり前だけど背高いし足長いしカッコ良かったなぁ…



スタジオに戻ると丁度亜美先輩の撮影が始まっていた。


よかった。間に合って♪


やっぱり先輩は綺麗。今日の服も可愛いくて先輩によく似合ってる。

3度程着替えて、撮影は終了した。




「ごめんごめん、じゃ行こっか♪すぐそこの和食屋さんで待ち合わせなんだ。」

「…やっぱ行くんですか?」

「当たり前でしょ!」
強引な亜美先輩に、あたしは仕方なく付いて行く。

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