涙の落ちる場所。。(仮)
過去~想いを胸の奥へ~
「何だよ話って…。ってか最近えみ変じゃね?」




朝学校に来るなり明広が昨日の話を聞いて来る。




「…うん、話すから取りあえず屋上いこ。」




まじめな話な訳だし、やっぱり誰も居ない所へ…っていうと屋上になる。



…さて、どう切りだそう。。




「……あ、ごめん分かったわ!…つまりアレだろ?俺に彼女ができた事。」





……え。嘘…。明広にしては鋭い。







「…悪かったょ……。お前にだけ話すんの遅れたしなぁ…できたらすぐ報告すべきだったよなぁ~…まじわりぃなぁ」





“はぁ!?”





「やっぱり…分かって無いし…」




鋭さなんて、やっぱりこいつにあるわけ無いんだ…。少しでも期待して損した。
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