ヴァンパイアに恋をして
私の体は、ガタガタ震えていた

「ごめ……」

震える私を、ウィルは驚いたせいか固まっていた

「椿様?」

ティルも私を見つめている

「ごめんなさい…。一人にしてください」

涙を流す私を見て、二人は出ていってくれた

ごめんね…

ごめんなさい…
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