ζGAULOISESζ


「あれ? ハルタにまで云われてりゃあ……」


「その時の話の流れから行くとですね。明らかに『手数が多い』って云いたいハズなんですよ。僕もその時、指摘したんですけど……
ナオヤさんの中ではイコールみたいなんで、多分正しい区別をして使ってないと思われます」



アキトは苦笑いしながら、ため息を吐き、お好み焼をひっくり返した。



「まあ、ドラムに関しては褒められたんだとしても、今回はあながち間違った使い方をした訳でもないんだなぁ、これが……参ったね」


「まだ、アキトさんは何もしてないじゃないですかっ……」





< 130 / 396 >

この作品をシェア

pagetop