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「いやいや、なんだその……要はアキラの気持ち次第なところがまず第一にある訳でさ。俺なんかは、まだその範疇にも入ってない訳だよ。
マヨネーズかけていい?」


「多めでお願いします。
てか、ですよ! アキラさんの気持ちだって、聞いてみなきゃわからないじゃないですかっ」



食欲を刺激するには充分過ぎる目の前の状況にオアズケ気味の腹の虫が影響してなのか、ハルタはじれったさを声に出していた。


対して、アキトは仕上げにかかったお好み焼を食べ易いよう、それぞれ四等分に切り分けているところだ。





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