あたしのご近所さん。
「麻耶さ、ケーキ好きだから…ケーキ作るとかどう?」



光輝はハッとして、あたしの手をガシッとつかんだかと思うと


「それだ!!!!ありがとう!!!美雪!!」


頬を赤く染め、嬉しそうな光輝。なんか嬉しいな。
麻耶と光輝のクリスマスが素敵な1日になりますように…

あたしはそんなことを考えてた。だって2人とも大事な大事な友達だから


幸せになってほしいんだ。


「じゃあ材料買わんと!どれ買えばいい?」

「じゃあ食料品売り場…一階だね」


あたしと光輝はエスカレーターに乗り、食料品売り場へと向かった。


光輝の気持ちが麻耶に届くといいなあ。
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