あたしのご近所さん。
腕を掴んだのは全く違う子だった。

「あ、ごめん。知り合いに似てて…」

女の子は優しく「大丈夫です」と言って通り過ぎた。


俺の気持ちはいつも一方通行で美雪ちんに届かない。



空を見上げると今にも雨が降り出しそうな

曇り空だった。




< 86 / 228 >

この作品をシェア

pagetop