日だまりの中で

事件

目をさますと 枕元に食事が準備してあった

「食堂のおばちゃんに頼んで スープとパンもらってきた」

私が目覚めた事に気づいた拓海は 枕元にしゃがみながら そう話してくれた

「ごめんなさい
食欲が無くて食べられそうにない」

そう言うと 拓海は少し怒ったような表情になり

「ダメだよ 少しでも食べなきゃ」

そう言いながら 私を起こしてくれた