日だまりの中で
拓海は 自分のベッドに私を寝かせてくれた

「何があったか知らないけど 今はゆっくり眠りなよ」

そう言いながら 布団をかけてくれた

拓海の優しさが 心にしみた

目を閉じると深い眠りにおちた

夢をみた
私が 先輩達からイジメを受けていた
拓海が 不意に現れ先輩を殴っている
そんなとりとめもない夢だった
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