spell

ふぁすと

綺麗なblondの長髪の女子高生だと思われる制服(ブレザー）を着た
―少女わ朝から走る。


その後ろを沢山の学生男子が追いかけている。

今走っている少女はｱﾀﾅｼｱ。


今日はClass替えのせいか一段と追っての数が多かった。

体育館に逃げ込んだが。。。
まだ追い掛けてくる。

再び走り出そうとした瞬間―

背にあった器具庫の方に引っ張られた。
それと同時に口を塞がれた。

驚いたｱﾀﾅｼｱは暴れる。

暴れつづけるｱﾀﾅｼｱの唇に柔らかい何かが覆いかぶさる。。。

暴れていたｱﾀﾅｼｱの動きが止まり、しばらくして男子達の気配が消えると。。。

唇に覆いかぶさっていたものが離れ一人の男の顔が見えた。

呆然としているｱﾀﾅｼｱに「今のは助けてやったお礼だから。」と軽く流して体育館からいなくなっていった。


まだ呆然としているｱﾀﾅｼｱ。。。

おそらく彼女は頭の中で今起きた出来事を整理しているのだろう。

理解し終えたのか、
顔が苺のように赤く染まり叫びだした。。。

「いやあぁぁぁ」

誰もいない体育館にただｱﾀﾅｼｱの叫び声が響いた。。。

ショックも大きいだろう。
ｱﾀﾅｼｱにとって今のが生まれて初めてのキスなのだから。。。



身体にしみついたチャイムの音でハッとして体育館からまた走り出した。

教室の前に行くと。。。
Class表が貼っていた。


それをみてまたまた叫んだ。
「何なんですのぉー！！」っと。

周囲の目も気にせずに。。。